若竹の泉は、今から30年前に地域の農家の皆さんが村おこしとして新鮮野菜の朝市を始めました。この地は、竹やぶが多くあり「たけのこ」が多く取れ野菜に加えて「たけのこ」を特産物として朝市で販売しておりました。農家の皆さんの力で朝市会場に村おこしとして「秦野=名水」より、湧水場を作る事を企画し、若竹の泉の前にそびえる渋沢丘陵の室川源流にあたる山の中腹に先代の方が掘られた横穴から水を引き、現若竹の泉から横穴まで800mを皆の労力奉仕でパイプの埋設をし「しあわせの水 若竹の泉」が完成した。たけのこの竹と皆老人会に近い年齢でしたが、気持ちよく若く末永く元気での意味で「若」を取り、若竹の泉と命名されました。
水の出口石碑には、柏木幹夫当時市長の筆跡が刻んであります。「先代の方が湧き水をもとめて掘られた横井戸を若竹の泉として多くの方々に御使い頂きたく、この度有志の努力で完成することが出来ました。しあわせの水として御利用下さい」と刻まれています。
※若竹の泉は、この地の自噴で無く、正面の渋沢丘陵右手60度の方向 白山神社近くの山の中腹にある横穴の湧き水です。
若竹の泉は渋沢断層からの湧水。渋沢丘陵に沿って流れる室川の源流に位置し、緑に囲まれてひっそりとたたずむ湧水だ。
EC(us) | TDS(ppm) | pH |
---|---|---|
169 | 119 | 7.4 |
EC(ms) | TDS(ppt) | 水温 |
0.1 | 0.1 | 16.4℃ |
水汲み場 | 駐車スペース | トイレ |
---|---|---|
生活道路の一角 | あり | なし |
水くみ場は南公民館の玄関横にある。
若竹の泉とふれあい農園の駐車場。(※農園契約者以外の駐車御遠慮願います)とあるが、短時間の水くみなら問題ないだろう。
近隣にトイレはないようだ。
撮影日:2020/10/28
秦野盆地湧水群の一つである「若竹の泉」。水汲み場の周りは畑に囲まれている。
このあたりはホタルの里としても有名で、ゲンジボタルやヘイケホタルを見ることができるらしい(例年6月~7月初旬まで)
また、ホタルのシーズンが終わると里付近ではハスの花が咲くそうだ。
ホタルが生息する地域だけあってお水の質がいいのだろう。