この湧水は昭和三十年に富士見山荘先代石田海蔵によって発見開発されたものです。昭和六十年七月、全国名水100選に認定され、丹沢銘水護摩屋敷の水と命名しました。現在は水を守る会員によって管理されています。これからも水とのふれあいを味わいながら育て見守ってください。
平成五年十一月二十八日
丹沢名水を守る会 会長 田中良実
二代目 石田忠一
「護摩屋敷の水」は、山を愛する多くの人たちの大切な共有財産です。皆さんの良心で、この貴重な名水と自然豊かな丹沢を守りましょう!!
護摩屋敷とは山伏がヌルデの木などを焚いて修行をするところとされます。修行に訪れた僧たちがここの水で身を清めたと伝えられることからこの名前がついたそうです。
EC(us) | TDS(ppm) | pH |
---|---|---|
105 | 70 | 7.3 |
EC(ms) | TDS(ppt) | 水温 |
0.1 | 0 | 13℃ |
水汲み場 | 駐車スペース | トイレ |
---|---|---|
県道70号線沿い | あり(6台) | あり |
蛇口は全部で4箇所。勢いよく吹き出している。
駐車スペースは6台。ロータリー内は広めなのでもっと止められそう。
水くみ場から歩いて2,3分のところに公衆トイレがある。利用したらありがとうの気持ちを「山のトイレチップ塔」に頼むぞ。
秦野市側から向かう途中。市内を一望できるロケーション。
しばらく登っていくと「水くみ場」の看板が出てくる。
護摩屋敷の水へは秦野市内からの他に宮ヶ瀬からもアクセスできるが、2020年10月現在通行止めのため、宮ヶ瀬側から向かうことができない。
撮影日:2020/10/27(火)
秦野市の湧水の中で最も標高の高い位置にある湧水。
向かう途中に自転車で登っていく人が多かった。また県外のナンバーと何度かすれ違ったことから人気のある湧水のようだ。
山の中にも関わらず水くみ場の近くに公衆トイレがあり設備が整っている。近くに登山道入り口があることから登山者にとっても重要な場所なのだろう。
水温は13℃でほどよく冷えており美味しい。ポリタンクに汲み今日のキャンプにも利用させていただいた。